トラフィックエクスチェンジというものについて書いていきます。私がアフィリエイトを最初に始めた2006年、友人に勧められて登録したものですが、悲劇しかありませんでした。
今も存在するこのトラフィックエクスチェンジはどのような効果があるのでしょうか。
トラフィックエクスチェンジとは
トラフィックエクスチェンジというのは、その名の通りアクセスを交換しましょうというのが目的になるサイトです。
アクセスの交換？
簡単に言えば、「私があなたのサイトを訪問します。だからあなたも私のサイトに来て下さい」
というものです。一見悪くないように見えます。開設から間もないブログ・サイトは訪問者も一切いません。アクセスがないとモチベーションも低下していってしまいます。
ですから、開設から間もないブログを運営している人同士がアクセスを交換する。
うんうん、いいじゃないですか！
っと思った方、少々お待ちを。
このトラフィックエクスチェンジですが、単に誰かを指定して交換するのではありません。
流れを書いてみます。
- トラフィックエクスチェンジに登録している人のサイトを訪問
- ポイントが溜まる
- さらに訪問訪問訪問でポイントをどんどん溜める
- 溜まったポイントを使用することでアクセスを買う
こういう流れになります。これだけであればまだ肯定的に見ることが出来なくもありません。
では、1番の「サイトを訪問」というやり方についても説明します。
- 登録している人のサイトを訪問
- 上部にある「次のサイトへ行く」ボタンを押して次のサイトへ飛ぶ
- また少ししたら同じボタンを押して次のサイトへ飛ぶ
- また少ししたら・・・
この繰り返しです。飛んで即次へというのは出来なくなっています。
中身をちゃんと見るというのが建前にありますからね。
しかし、実際のところ、次へ飛べるようになる数秒～10数秒放置→ボタンを押すという繰り返しでしかなく、中身をきちんと見ている素晴らしい人格者は100人に1人もいないでしょう。
さらに！
一番厳しいのは、これら全ての作業を自動化出来るということです。
これをオートーサーフ機能と言いまして、自動でネットサーフィンするというところから来ているのでしょうか。自動で次々と違うサイトに飛んでいくんですよ？
中身なんて見てるはずないじゃないですか・・・。
中身を見てもらえないアクセスだから、中身のないアクセスであり、広告をクリックしてもらえることもなければ、広告から何かを買ってくれることもありません。
だって広告どころかコンテンツさえ見てもらえないのだから・・・。
グーグル評価の危険
アフィリエイトを再開する時に勉強したことなのですが、現在ではグーグルがサイト全体の「可視」や、「滞在時間」などもわかるのだそうです。
つまり、サイトを上部だけでなく、下の方全体を見てもらったかどうか、そのページに平均的にどのくらいの時間滞在してもらえたかということがわかります。
当たり前のことですが、下の方まで見てもらえて、長く滞在してもらえるサイトの方が良いサイトとして認識されます。
裏を返せば、さっさと違うサイトに行ってしまう人が多いと評価が下がります。
トラフィックエクスチェンジでオートサーフをしている人は、さっさと次へ行ってしまいます。また、自動ですから下の方へスクロールされることも一切ありません。
これは評価が低下する危険性大です。
グーグルの評価が下がると検索エンジンの順位が下がるので大打撃になります。
ウイルス感染の危険
私はこのトラフィックエクスチェンジでウイルスに感染しています。
当時はあまり理由もわからず夜寝る前にオートサーフを設定していました。
そして寝ている間ずっとオートサーフしていたのです。
どこをどうやって巡回したかもわからないのですが、起きたらウイルスの警告が出ていまして、トロイの木馬に見事感染・・・。
結局完全初期化を余儀なくされてしまいました。
結局のところ、中身のないアクセス交換がメインになってしまうので、そこに効果を狙って良からぬ設定をする人も出てくるということなのでしょうね。
トラフィックエクスチェンジの使い方
サイト訪問で溜まるポイントはお小遣いとして換金することも出来るようです。
ですから、エクスチェンジ目的ではなく、小遣い目的として手動サーフする人がいても不思議ではありませんね。
危険なサイトも当時はあったものの、今では改善されている「可能性」もあります。
いきなり門前払いのように何かを否定的な目で見るのは良くないとわかっています。
トラフィックエクスチェンジも当時とは違うと思います。
ただ・・・私はどうしても今また使おうという気持ちにはなれません。
愚直に記事を書き続けることの方がはるかに効果的だと思っていますので。
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まとめ
トラフィックエクスチェンジの交換は、登録しているサイト同士の交換になるため、登録していなければオートサーフで自分のサイトに誰かがくることはありません。
小遣い稼ぎとしてはいいかも知れませんが、自分のサイトを成長させたいという段階で、手軽にアクセスをもらいたいという理由で使うのは私は推奨しません。
頑張って記事を書き続けて地道に努力をしましょう。